人と教育

こどもは人の基本

準備は周到に、結果にはこだわらない

小1と小2の間の春休みに、九九の暗記をしたわけですけれど、

私はいつも初動に力をかけます。

 

小学校のスタートも、

最初は毎日こどもと一緒に連絡帳を確認しながら明日の準備をして、

宿題も一緒にやって、

夏休みも初日に夏休み全日程の簡易カレンダーを作って、

各日何をやるのか計画を立ててから挑んだ。

 

初動に力をかければ割と早い段階で本人に自信がつき、

親子の信頼関係を背骨に持ちながら、1人でできるようになる。

 

だから小1夏休み明けくらいからはこども1人で明日の準備をし、

お手紙があれば私に届け、伝達事項があれば話してくれるようになった。

 

テストとか持ち帰るけれど、私はいちいち見ないし、

100点だからって別にいちいち褒めない。

部屋にあるプリント類を入れる白いカゴに本人がぽいぽい入れるだけ(年度末ごとに整理)。

 

前に「テストとか見た方がいい?」とこどもに聞くと、

「ママが見たければ見れば」と言われて、うんうんよしよし◎と思った(^^)

 

テストの点が悪かったり、こどもの素行が悪かったりして、

そこで初めて慌てても遅いと私は思う。

本人の中で何かがこじれてしまっているし、そこを紐解くのが大変になる。

 

初動に力をかければ必ず信頼関係が生まれるから、

あとは本人がその信頼関係をエネルギーにぶーーんと走っていける。

「困っていることがあったら言ってね」

とだけいつも言うようにしている。

 

究極、テストの点数が悪かったとしても、

本人が困っていないなら別に騒ぎ立てることじゃないとも思う。

私の人生じゃないしね!

 

だから小1と小2の間の春休みで九九を覚えた我が子は、

「2年生で頑張りたいこと」というアンケートに「九九」と書いて

今から楽しみにしている。

自信と信頼関係が築かれた証拠で、

私はまた、うんうんよしよし◎と思っている(^^)